三千院は、比叡山延暦寺を開かれた最澄が、草庵を開いたのがはじまりで、元永元年(1118年)堀川天皇第二皇子・最雲法親王が梶井宮に入室され梨本の正統を継がれて以来、皇族出身者が住持する宮門跡となりました。 三千院の歴史の源とも言える往生極楽院。簡素な単層入母屋造柿葺の御堂です。秋のひととき、杉木立の中にひっそりとたたずむ御堂が、苔むした庭と燃える紅葉の鮮やかな対比が織りなす風情はこころ洗われるひとときです。 他にも四季折々に異なった景観が楽しめます。春の石楠花、初夏の紫陽花、冬の積雪などが有名です。
京都大原三千院(外部サイトへ移動します)